川の底からこんにちは @映画
2016/08/09
昨夜観た「川の底からこんにちは」という映画。
これ、かなり面白かった!
ちりばめられた喜劇場面は、なんだか伊丹十三監督の映画を思い出しちゃったなぁ。
ストーリーはこんな感じです
OLの木村佐和子は上京して5年目で、仕事もさほど熱心ではなく、恋人の健一はバツイチで子持ちの上司という、妥協だらけの人生を送っていた。そんな彼女にある日父が入院したという知らせが入り、田舎に戻って家業のしじみ工場を急きょ継ぐように言われる。佐和子は乗り気ではなかったのだが、田舎暮らしがしたい健一の意向もあり、結局連れ子と3人で行くことになる。
wikiから抜粋
色々と感じたなぁ。
そのうちの一場面をみて思ったこと。
主人公の佐和子は、工場の社長であるお父さんが倒れてしまい、急遽実家に戻り工場の陣頭指揮にあたる事になる。
そこではスタッフから妬みやヤッカミで悶々としてしまう。
どん詰まりの状況。
でも、ある日、佐和子は開き直り、朝礼で全てをぶち撒ける。
こんな感じの朝礼だ。
あたしなんて所詮、中の下の女ですからね
でも逆に、中の下以外の人生おくっている人が居るんだったら手を上げて下さい
(勢いに押されて誰も手をあげないスタッフに対して)
普通なんだって
普通より、なんか、ちょっと下なんだって
でも、それが何が悪いの?
あたしなんて、何度男にすてられても頑張りますから。
頑張るしかないんだから!(その後、ふっと我に返って「偉そうな事言ってすみませんでした!」とお辞儀をしてその場を離れる)
佐和子が開き直り、そして吹っ切った瞬間だ。
ストーリーはここから好転していく。
開き直り = Change
ボクはそう感じた。
「開き直り」を辞書で引いてみるとこうだ。
”態度を改め、まじめに応対する。また、観念してふてぶてしい態度に出る。居直る。”
良い意味もあり、そうでない意味もある。
でも、いずれにせよ「開き直り」というのは変化の起点である事は間違いない。
それは殻を破るのと同じこと。
つまりChange。
何も無いさざ波のような毎日の中ではストレスを感じる事は少ない。
時折、何かが起こることで、自分と世の中の距離感が分かる。
そうやって感じる壁のようなもの、それが殻だとしたらどうだろう。
真っ直ぐ歩んでいるつもりでも、色々なことが降りかかってくる。
ストレスを与えてくれる。
これは「開き直り」のチャンスであり「Change」のチャンスでもあるという事だなと
そんな風に思ったわけです。
だったらストレスを愉しむ方が理にかなってるんじゃないかな。
なぜならChangeのチャンスなのだから。
では また。
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