リポジショニング

2016/08/01 2016/08/09

今の位置づけを別の観点で持って在り方を変える、
ということはとても大切だと感じている昨今。

昨夜、たまたまNHKの番組「サイエンスZERO」を観た。
タイトルは「ドラッグ・リポジショニング」

一つの薬が、一つの症例だけに効くとは限らない。
十種以上の全く異なる症例に効果を発揮する事もあるそうだ。

例えば、心不全の予防薬が肺がんの特効薬となったり、
胃炎の薬が実はドライアイに効果があったり。
EDの治療薬であるバイアグラは、実は狭心症の予防薬から派生したものだ。

drug-disease

これまでは、偶発的に発見される事が多く、セレンディピティの位置づけであったものを、
リポジショニングという概念で、既にあるものから別の効果を探る研究が活発になっている。

そうした創造的思考は、薬だけでなく、ビジネスのあり方としても、とても興味深い。

長期にわたり継続している企業には、華麗な発展を遂げた例も多い。

NHKの再放送は、8/6
リンク貼っておきます。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp551.html

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