振り込め詐欺対策に運用開始されたワンタイムパスワードカード（ネットバンキング）

2015/04/26 2015/05/09

三井住友銀行のネットバンキング　ワンズダイレクトを使ってらっしゃるかたおられますか。

これまで暗証カードでのセキュリティだったものが、4/23でもってワンタイムパスワードカードに変更しておかなければ操作できないジャンルが設定されています。

振り込め詐欺対策に運用開始されたワンタイムパスワードカード（ネットバンキング）

http://www.smbc.co.jp/kojin/direct/passca/

注）三井住友銀行に限らず各行で導入されています

登録しておかないと、ちょっと困ったことも起こりえます。

自分が慌てた例で言えば、
ワンタイムパスワードカードに切替しておらず、
振込金額の上限設定の変更ができませんでした。

例えば一日の振込上限額が10万円と設定されていれば、
これまでなら暗証カードで振込上限額を一時的に大きくして10万円以上の振込ができましたが、今はできなくなっています。
ワンタイムパスワードカードのセキュリティのみで設定が変更できるようになっています。

恥ずかしながら4/23に支払いをしようとした時に上限を操作できず、限界額を日々振り込むという面倒と、都度の振込手数料の発生という事態を引き起こしてしまいました。
これは１つの例ですが、その他色々と不具合がでてきそうに思います。

変更にお気づきでない方は、手続きしておかれた方が良いと思います。
手続きは簡単で、ワンズダイレクトにログインして、ワンタイムパスワードカードの発行依頼をすれば一週間ほどで郵送されてきます。（無料）
他行でも手続きは同じだと思います。

ただし注意事項があります。
ワンタイムパスワードカードが届いてからも有効化させる手続きが必要になります。
難しい設定ではありませんが、先送りすると、いざ利用するのに慌ててしまうので、書類と機械が届いたら忘れず設定しておくことをオススメ致します。

電池切れそうになったら？とちょっと気になりました。
調べてみると解説がありました
（郵送資料にも書いてありました）

以下引用。

電池切れ時の対応

パスワードカードの電池残量が少なくなると、ワンタイムパスワードを表示する前に以下のメッセージが表示されます。

画面表示電池切れまでの目安

3ヵ月から1ヵ月半

1ヵ月半から電池切れ直前

電池切れ直前

メッセージが現れたら窓口へ相談

メッセージの表示がある場合、または電池切れの場合、再発行手数料は不要です。

画面表示	電池切れまでの目安
	3ヵ月から1ヵ月半
	1ヵ月半から電池切れ直前
	電池切れ直前

技術の進化に伴い、セキュリティサービスも進化しますね
誠に有り難いことです。

以前なら、通帳とハンコを持って窓口へ並んだ事でしょう。
キャッシュカードやクレジットカードの導入から
今では様々なお金の電子化でキャッシュレスへと加速しながら進んできました。
電子化は情報化と同じことですから、セキュリティをかけなければ誰からの目にも晒される事になります。
それに伴いセキュリティもハイテクへとなり、便利と不便の間を行き来しながら進化してきています。

何か調べ事をするのも同じこと。
以前ならば本や辞書、間に合わなければ図書館へ足を運んだ事も、今ではネットで検索すれば数多の情報が簡単に得られます。
オマケに意見や評論までを入手することができます。

情報がどんどんと圧縮され、蓄積と排除で目覚ましい勢いで効率化されていると言うことでしょうね。

Wikipediaのような共有情報ストック、ホームページやブログのような個人の情報ストック。
それらを効率的に絆ぐ検索エンジンとSNS。
様々な環境が開発提供されつづけるトレンド。

そんな中で水を得た魚となる人もあれば、パンクする人もいる。
作用と副作用が常にあるのでしょうが、
個人的には実は後者なのですが、これはトレンドですから極力楽しめる位置に身を起く努力をすべきかなと。
逆らう理由ないしね。

そんな訳で「なーんだか邪魔臭ぇなーっ」となるまで、とりあえずついていく方向で。

だから今日登録したワンタイムパスワードカードも、邪魔臭いとか分厚くて保管しにくいとか、ちょっと心で思ったとしても、それらひっくるめてとりあえず賛同。

進化の段階をリアルに感じる生き証人。
暇なじいさんになった時には、昔はこんなんやったんやでーと経験した事でクダを巻くとこにしよう。
面倒くさいじじいだ
上等だ（笑