ゼロ・グラビティという映画
2015/07/03
先月パリへ移動の機内で鑑賞した。
エールフランスはエコノミーでも全席にモニターがついていて
好きな時に映画をチョイスして鑑賞できる。
ただ日本語には対応していないので、言葉についていけない自分は何度も寝落ちしてしまう。
アルコールもよく回る環境だしね。
でもこの映画は映像に引き込まれて最後までみてしまった。
帰国して日本語字幕付きの映像を視聴しなおした。
内容は大方あっているけれども、やっぱり細かな表現とかを知ることで
この映画のテーマが見えた気がした。
テクノロジーは新しい未来をもたらしながら人類が発展してきた事は間違いない。
でもその偉大なテクノロジーも、モチベーションがその時の必要な形となったものだろう。
つまりもともと存在しうるものが今必要な形としてうまれでた。
人間がいようと居るまいと、三角形の内角の合計は180度に変わりないわけで
それと同じように、目に見えないものが無限に存在する。
そんな中で使えば便利なものがその時に見つかり、活用し進化してまた発見につながるということは
あたかも決められた遺伝子の継承を見ているようだ。
時空が進み進化する中で不変であるものとそうでないものがある。
この抵抗のできない進化は、当然ながら数えきれない程の淘汰もうみだす。
それは今の時点で理にかなっていないという事になるのだろうと思う。
生活やビジネスにおいても、同じことではないだろうか。
以下、短いですがその時の感じたこと。
ネタバレがあるので、ご興味あるかたは目を伏せて下さい。
胎児の描写が印象的だった。
生を受ける神秘、進化する神秘。
それを引き起こす因子がGravityという普段感じる事のない力。
それがタイトルという事だろう。
様々な障壁をかわしながら、遂には母なる大地を踏みしめる。
身体で重力を確かめるように頼りなく歩き、ほくそ笑んでいるようにさえ見える。
あたかも決められた道を突き動かされたかのような、そんな事を悟ったのではないだろうかと思った。
原題はGravity
日本タイトルはZero Gravity
重力と無重力で正反対のタイトルだが、タイトルによって映画の見え方が変わる。
日本はエンターテイメントに重きを置いたという事かもしれない。
とても趣深い映画だった。
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